医局NEWS

諸井林太郎先生によるレセプトデータを用いたクローン病のバルーン拡張術に関する論文がGatsroenterol Res Pract誌に掲載されました

2024.11.23

本学医療管理学分野と共同で行った研究です。DPCデータを用い、クローン病でバルーン拡張術を行った症例の抽出を行い、本邦におけるバルーン拡張の診療実態を明らかにしました。クローン病の小腸狭窄に対しては1回の入院で複数回の拡張を行うこと、小腸バルーン拡張術はハイボリュームセンターで行われるケースが多いことが明らかとなりました。またクローン病のバルーン拡張術は安全性に大きな問題がないことが確認されました。医療管理学分野の桵澤先生、藤森教授に御礼申し上げます。(諸井)

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39574969/
 

Clinical practice and safety of endoscopic balloon dilation for crohn‘s disease-related strictures: A nationwide claim database analysis in Japan.

Gastroenterol Res Pract. 2024 Nov 14.
PMID: 39574969

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