医局NEWS

佐野晃俊先生らによる脂肪肝患者に対する栄養指導後の筋肉量の変化についての論文がInternal Medicineに掲載されました

2024.07.28

本研究では当院の栄養管理室との共同研究として、栄養指導を行なった脂肪肝患者さんの体重変化や筋肉量の変化を検討しました。その結果、体重が減少すると筋肉量も減少しやすく、特に2型糖尿病があると筋肉量が減りやすいことが明らかになりました。筋肉量の低下は肝疾患の予後に悪影響を及ぼすことが知られており、糖尿病がある時はより注意する必要があることが示唆されました。ご協力いただいた栄養管理室の皆様に感謝申し上げます。(井上)
 
Type 2 Diabetes Mellitus is a Risk Factor for Skeletal Muscle Loss in the Course of Dietary Treatment for Patients with Metabolic Dysfunction-associated Steatotic Liver Disease.
 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39048367/
 
Intern Med. 2024 Jul 25. doi: 10.2169/internalmedicine.3787-24. Online ahead of print.
PMID: 39048367

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