医局NEWS

諸井林太郎先生による、レセプトデータを用いた本邦潰瘍性大腸炎診療における後発医薬品・バイオシミラーの使用実態の解明に関する論文がInflammatory Intestinal Diseases誌に掲載されました。

2024.02.14

本研究はDeSCヘルスケア社のデータを用い、本邦の潰瘍性大腸炎診療における後発医薬品、バイオシミラーの使用実態を明らかにした報告になります。後発医薬品、バイオシミラーの使用割合、浸透率は経時的に増加しておりましたが、他領域(高血圧や糖尿病など)と比べてまだ低い状況であり、厚生労働省の目標値よりも大きく低下している状況が明らかとなりました。医療経済の観点からも後発医薬品、バイオシミラーの使用を増加させるような方策が必要であると考えられました。(諸井)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38344420

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