医局NEWS

滝川哲也先生らによる1型自己免疫性膵炎患者の長期予後に関する論文がPancreatology誌に掲載されました

2024.02.13

全国20施設から1555例の1型自己免疫性膵炎のデータを集積し、長期的な予後について検討した多施設後ろ向きコホート研究の結果です。膵臓学会が中心となって立ち上げたJapan Pancreatitis Study Group for AIPからの初めての論文となります。本研究では、1型自己免疫性膵炎は膵癌や胆道癌を含む悪性腫瘍合併率が高いこと、糖質ステロイドの維持療法は悪性腫瘍リスクの軽減や良好な長期予後に寄与する可能性があることなどを明らかにしました。ご協力・ご指導いただいた先生方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38336506/

PageTop