癌関連繊維芽細胞は大腸癌の腫瘍微小環境において重要な構成因子と考えられており、その起源として正常線維芽細胞が有力視されています。
本研究では、従来では培養困難だった大腸腺腫を含めた大腸腫瘍オルガノイドと正常線維芽細胞を用い腫瘍発育における相互作用について解析しました。
そして、線維芽細胞が発現する因子の中でDKK1という因子に着目し機能解析を行っております。
ご指導頂きました正宗教授、黒羽先生、諸先生方に感謝申し上げます(猪股)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38334454/