医局NEWS

猪股優志先生によるDLBCLに対して同種造血幹細胞移植後に長期寛解が得られたクローン病の報告がClin J Gastroenterol誌に掲載されました。

2021.03.31

クローン病治療中にDLBCLを発症、同種造血幹細胞移植後クローン病の寛解が得られた症例の報告です。
血液悪性腫瘍を合併したクローン病に対する造血幹細胞移植の報告は、多くが自家造血幹細胞移植です。同種幹細胞移植を施行した症例の報告は少なく、本症例の報告とともに、過去の文献から20症例を収集しreviewをしました。クローン病の病態を考える上で非常に貴重な症例と考えました(猪股、黒羽)。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33786703/

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