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2026.06.30
炎症性腸疾患(IBD)患者では急性膵炎(AP)のリスクが高いことが知られていますが、その詳細な臨床像は明らかにされていませんでした。
本研究では、全国28施設から集積した24,849例のIBD患者を解析しました。IBD患者におけるAPは一般人口と比較し、若年例・軽症例が多い、成因として薬剤性や自己免疫性膵炎の割合が高いことが明らかとなりました。また、クローン病では潰瘍性大腸炎と比較して重症APのリスクが高いことが示されました。さらに、APを合併した潰瘍性大腸炎患者では、非合併例と比較して疾患活動性が高い可能性が示唆されました。
当科大腸グループの角田先生をはじめ、本研究にご協力いただいた先生方に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。(滝川)
Clinical characteristics of acute pancreatitis in patients with inflammatory bowel disease: a nationwide survey in Japan
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42371096/
J Gastroenterol. 2026 Jun 29.
doi: 10.1007/s00535-026-02476-4. Online ahead of print.
PMID: 42371096