医局NEWS

市川遼先生のクローン病のゲノム―トランスクリプトーム統合解析に関する論文がScientific Reports誌に掲載されました

2020.06.26

東北大学・九州大学・国立国際医療研究センター・京都大学・長崎医療センターの共同研究として、日本人炎症性腸疾患患者の腸管粘膜に存在するメモリーT細胞について、RNAシーケンスとゲノム解析を行うことで世界で初めてeQTLデータを構築、公的データベースの結果も加えたうえで、日本人クローン病患者のゲノムワイド相関解析との統合解析(TWAS)を初めて行い、クローン病で相関を示す遺伝子多型が、TNFSF15遺伝子、TNXA遺伝子などの発現の変化を介しクローン病の発症に関連している可能性を示しました。(角田)


https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32581322/

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