医局NEWS

鶴岡未央先生のCase-reportがInternal Medicine誌に掲載されました

2020.06.25

メトトレキサートは関節リウマチの治療薬で、副作用のひとつとしてメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患 (MTX-associated lymphoproliferative disorder: MTX-LPD) が知られています。発症の機序等まだ不明な点が多く治療法は未確立ですが、使用中止により多くが自然退縮を認めます。今回、関節リウマチ治療中の自己免疫性肝炎患者に発症した肝原発のMTX-LPDを経験し、病理での確定診断前に肝動脈化学塞栓術を施行したところ縮小効果を得たため報告させていただきました。(鶴岡)

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32522926

 

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