医局NEWS

諸井先生のレセプトデータ用いた分子標的治療薬の時代における潰瘍性大腸炎新規発症例の長期予後に関する論文がJGH openに掲載されました

2023.11.06

DeSCヘルスケア社と共同研究を行い、DeSCヘルスケア社が保有するレセプトデータを用い、分子標的薬時代における潰瘍性大腸炎新規発症例の長期予後、また潰瘍性大腸炎の治療薬の使用状況を解析しました。
分子標的治療薬はその登場以降、使用率は2014年から2021年にかけて経時的に増加傾向でした。一方で潰瘍性大腸炎発症5年後の累積非手術率は98.5%と非常に高く、これまでの既報よりも良好な結果であり、分子標的薬で潰瘍性大腸炎の長期予後が改善されている可能性が示唆されました。(諸井)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37908295/

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