医局NEWS

佐野晃俊先生らのMAFLD患者に対するSGLT2阻害剤の治療効果を検討した論文がHepatology Reserch誌に掲載されました

2023.03.21

国立国際医療研究センター国府台病院と当科の共同研究です。MAFLD患者におけるSGLT2阻害薬・ピオグリタゾン内服による肝機能や肝線維化マーカーの変化を比較・検討しました。96週時点においてSGLT2阻害薬はFIB-4 indexの改善に有用であり、ピオグリタゾンより改善率が大きいことを明らかにしました。また、ピオグリタゾン内服患者におけるSGLT2阻害薬アドオンによる肝機能改善効果も見出しており、今後のMAFLD治療に有用なデータであると考えます。今後も国立国際医療研究センターの嘉数先生と連携して臨床データを蓄積して参ります。(佐野)

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