医局NEWS

大山秀晃先生による炎症性腸疾患とうつ病との関連性に関する論文がJGH openに掲載されました

2022.12.18

炎症性腸疾患の発症・増悪因子として様々なことが挙げられていますが、以前の当科の検討で東日本大震災後に潰瘍性大腸炎の再燃率が上昇したと報告があるように、特に心理的ストレスが関与している可能性があると考えられています。日本のDPCによるビックデータを用いて、潰瘍性大腸炎とクローン病で比較して、前者の方がよりうつ病との関連が示唆されることを報告しました。 (大山)

Depression is associated with increased disease activity in patients with ulcerative colitis: A propensity score-matched analysis using a nationwide database in Japan.
Oyama H, Moroi R, Tarasawa K, Shimoyama Y, Naito T, Sakuma A, Shiga H, Kakuta Y, Fushimi K, Fujimori K, Kinouchi Y, Masamune A.
JGH Open. 2022 Nov 15;6(12):876-885. doi: 10.1002/jgh3.12836. eCollection 2022 Dec.
PMID: 36514494 Free PMC article.
 

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