COVID-19パンデミックにより消化器内視鏡診療における感染対策がトピックとなっています。本学とJCHO仙台病院消化器内科の遠藤博之先生が中心となり、株式会社トップと共同で開発した上部内視鏡検査における感染対策「エンドマスク®」について、その意義や有効性について報告しました。また、安全性や術者・被検者へ与えるストレスについても評価している点が他の報告とは異なる点であり、今後の内視鏡診療における感染対策を論じる上で重要な点と考えられます。（小池）

Commercially available novel device to prevent the diffusion of droplets from subjects undergoing esophagogastroduodenoscopy: A pilot study with its prototype.
Endo H, Koike T, Obara N, Hatta W, Masamune A.
DEN open. 2021 Sep 1;2(1):e36. doi: 10.1002/deo2.36. eCollection 2022 Apr.