2021.01.27
クローン病患者さんの手術率は高く、一度手術を施行されても再手術率が高いとされています。術後の経過を改善させるためには、内視鏡を用いて活動性を客観的に評価する必要があります。しかし、クローン病で頻度の高い小腸病変の活動性はこれまで十分には評価できていませんでした。
本研究では、カプセル内視鏡を用いて活動性を評価することで予後が改善すること、またカプセル内視鏡の所見に基づいて治療内容を最適化することで予後がさらに改善することが示されました。(志賀永嗣)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33495918/