医局NEWS

当院脳神経外科との共同研究で悪性神経膠腫に対するテモゾロミド投与後のB型肝炎ウイルス再活性化に関する論文がInt J Clin Oncol誌に掲載されました

2020.11.02

B型肝炎ウイルスは様々な免疫抑制剤や化学療法により再活性化を起こしますが、本研究は脳神経外科の金森先生らを中心にテモゾロミドという単一の薬剤による再活性化の現状について調査した貴重な報告です。HBsAg陰性の既往感染者からは17%が再活性化しており、HBc抗体価高値が再活性化のリスクであることが示されました。(井上)

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33118116/

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