医局NEWS

遠藤博之先生(現 JCHO仙台病院)の血液透析患者における便秘の薬物療法に関する論文がIntern Med誌に掲載されました

2020.09.13

透析患者において便秘は高頻度に認められる消化管合併症ですが、本論文は血液透析患者における便秘の薬物療法に関した初の論文です。2018年11月より本邦で使用可能となったpolyethylene glycol 3350 plus electrolytes (PEG3350 + E)(モビコール®配合内用剤)について、透析患者で使用した場合の有効性と安全性をcase seriesとして検討し、モビコール®配合内用剤は透析患者においても便秘治療薬として安全に使用しうる薬剤であること、刺激性下剤の常用者においてもその離脱と自発排便回数の増加につながった点で有効な治療選択肢となりうることが示されました(小池)

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32863362

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